子宮頸がんワクチン

子宮頚癌ワクチン接種の勧め

子宮頚癌は、若い女性がかかる頻度の高い癌です。
早期の予防接種と検診で95%予防できるというデータもあります。
小学6年生になったら、早めに接種しましょう。


 


  出典:日本産科婦人科学会

女性は約50人に1人が罹患し、その内の3.8人に1人が死亡

1学年約50万人の女性の内、約1万人が罹患します。約50人に1人が罹患し、その内、3.8人に1人が亡くなります。
 診断される数(2019年) 10,879例
 死亡数(2020年) 2,887人
出典:国立研究開発法人国立がん研究センター

◎ 日本の低い接種率

主要先進国G20の中で、日本は著しく接種率が低い状態です。

 

◎ ワクチン接種による子宮頚癌のリスク低下 早期の接種が重要

接種が先行しているスウェーデンにおいては、全国的な調査(10~30歳の女性1,672,983例を対象に、ガーダシル接種と浸潤性子宮頸がんのリスクとの関連等について評価)では、早期の接種では、発症リスクが95%低下しています。
 非接種群 94例/10万 (30歳までの発症率)
 17~30歳で接種開始  54例/10万(30歳までの発症率)
 17歳未満で接種を開始 4例/10万(28歳までの発症率)

 

令和5年4月より、シルガード9(子宮頚がんワクチン)の定期接種開始

シルガード9については、接種時期と接種間隔により2回接種になる場合と3回接種になる場合があります
ガーダシルは従来通りの接種です。

キャッチアップでの接種は、令和7年3月末で終了します。令和6年9月までに接種を開始してください。
キャッチアップ接種の対象者は、平成9年4月2日から平成20年4月1日迄の出生された女性です。

当院では、15歳未満でシルガード9を開始し、2回接種することを推奨しています。

ガーダシル(3回接種)

2回目は、初回後2ヶ月(最低1ヶ月後)
3回目は、初回後6ヶ月・2回後3ヶ月経過後

シルガード9(2回接種)

<初回接種が小学6年の年度~15歳未満で開始した場合> ★推奨★
2回目は、初回後5ヶ月以上の間隔をあけて接種

<初回接種が15歳以上での接種> キャッチアップ接種
3回接種が必要

シルガード9(3回接種)

<初回接種が小学6年の年度~15歳未満で開始した場合>
2回目は、初回後2ヶ月(最低1ヶ月後)から5ヶ月未満
3回目は、初回後6ヶ月・2回後3ヶ月経過後

<初回接種が15歳以上での接種> キャッチアップ接種
2回目は、初回後2ヶ月(最低1ヶ月後)
3回目は、初回後6ヶ月・2回後3ヶ月経過後

★シルガードの場合、予防接種の間隔により2回接種と3回接種になります。ご注意下さい。

★既にガーダシル・サーバリックスで開始している場合、原則として、同じ予防接種で3回接種となります。
患者がメリット・デメリットを理解して、患者がシルガードの接種を希望する場合、残りの接種でシルガードを接種する事も可能です。